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カスタマイズ上級編

このページでは、「環境設定...」などでは設定できない BathyScaphe の様々な設定を変更する方法と、資料を提示します。

目次

はじめに - 仕組みと、できること

BathyScaphe では、アプリケーションパッケージ内の Contents/Resources/ に格納されたいくつかのファイルの内容を変更することで、環境設定では出来ない様々な設定を行うことができます。

設定ファイルはプロパティリスト(.plist)形式になっており、内容の一部を書き換えることで設定を変更します。以下は編集可能な設定ファイルの一覧です:

ファイル名役割
BrowserKeyBindings.plistブラウザウインドウ(スレッド一覧の表示されるウインドウ)でのキーバインドをカスタマイズできます。
KeyValueTemplates.plist掲示板リスト、ポップアップ、スレッド一覧等の表示方法や、その他いくつかの動作をカスタマイズできます。
ThreadKeyBindings.plistスレッドの内容表示領域(別ウインドウで開いたときを含む)のキーボードショートカットをカスタマイズできます。
URLBookmarks.plist「ヘルプ」メニューに独自の URL を追加できます。

カスタマイズの方法

実際にこれらのファイルを編集するときは、以下の3つの手順に沿って作業を進めてください。

  1. 編集したい設定ファイルを「ホーム/ライブラリ/Application Support/BathyScaphe/Resources/」にコピーする
  2. エディタを使って設定ファイルを編集する
  3. BathyScaphe を起動して効果を確かめる

手順1:編集したい設定ファイルを「ホーム/ライブラリ/Application Support/BathyScaphe/Resources/」にコピーする

where.pngアプリケーションパッケージ内のオリジナルファイルに手を加えるのではなく、コピーを作成してそちらを編集することで、トラブルへの対処を容易にし、アプリケーションをバージョンアップした後もカスタマイズをやり直さなくて済むようにできます。コピーしたファイルは、BathyScaphe が見つけられるように、正しい場所に配置しておかなければなりません。

その「正しい場所」とは、あなたのホームディレクトリの「ライブラリ/Application Support/BathyScaphe/Resources/」です。例えば、右の図では KeyValueTemplates.plist をカスタマイズするために、そのコピーを「ホーム/ライブラリ/Application Support/BathyScaphe/Resources/」に配置しています。

設定ファイルをコピーして正しい場所に配置するには:

  1. Finder で、「移動」>「ホーム」と選んでホームディレクトリに移動します。
    OS X Lion では、かわりに option キーを押しながら「移動」>「ライブラリ」と選択して、直接「ライブラリ」に移動してください。
  2. 「ライブラリ」フォルダを開きます(OS X Lion の場合は前の手順で既に開いているので不要)。
  3. 「Application Support」フォルダを開きます。
  4. 「BathyScaphe」フォルダを見つけて開きます。見つからないときは、一度 BathyScaphe を起動して終了してください。
  5. まだカスタマイズをしたことが無い場合は、自分で「Resources」フォルダを作ります。「ファイル」>「新規フォルダ」と選び、「Resources」と入力します(R は大文字です)。
  6. この「Resources」フォルダにカスタマイズしたファイルを格納します。「Resources」フォルダを開き、ウインドウをそのままにしておきましょう。
  7. Finder で、BathyScaphe のアイコンを control キーを押しながらクリックし、コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」を選びます。
  8. 「Contents」フォルダ、次にその中の「Resources」フォルダを見つけて開きます。
  9. カスタマイズしたいファイルを、option キーを押しながら手順5の「Resources」フォルダにドラッグして、コピーします。

手順2:エディタを使って設定ファイルを編集する

プロパティリスト(.plist)形式のファイルを編集する方法が分からないときは、以下のページを参考にしてください:

具体例1

「ヘルプ」メニューに独自の URL を追加(URLBookmarks.plist)
ヘルプメニューをカスタマイズする方法 をご覧ください。
KeyValueTemplates.plist
設定可能な項目と値の一覧は、KeyValueTemplates.plist ページに記載されています。

具体例2(ThreadKeybindings.plist:←、→キーで一つ前のレス、一つ次のレスへ移動できるようにする)

  1. ThreadKeybindings.plist のコピーを作成し、開きます。
  2. Property List Editor なら:customize_fig4.jpg
    1. 「Root」の左の三角マークをクリックして開きます。
    2. 「Root」をハイライトさせてから、「New child」ボタンをクリックします。
    3. 新しいchildができて、選択状態になるので、「<LeftArrow>」と入力します。
      「Class」カラムは、ここでは「string」のままで構いません(カスタマイズの内容によっては、string 以外を指定する場合もあるので注意してください)。
    4. 右側の「value」カラムをダブルクリックし、「scrollPreviousMessage:」と入力します。
  3. テキストエディタなら:customize_fig5.jpg
    1. <dict>と</dict>の間に、次の二文を追加します。
      <key><LeftArrow></key>
      <string>scrollPreviousMessage:</string>
      注意:テキストエディタで編集する場合は、LeftArrow の前後は、「<」「>」ではありません!「<」「>」と入力してください(以後も同様)。
    2. 全く同様にして、「<RightArrow>」と「scrollNextMessage:」の組み合わせを作成します。
  4. 変更を保存して終了します。

まだ書きかけ中…

手順3:BathyScaphe を起動して効果を確かめる

ファイルの編集が完了したら、BathyScaphe を起動して効果を確かめてみてください。……うまくいったでしょうか?ひょっとすると、起動できなかったり、クラッシュしたり、効果が反映されていなかったりすることがあるかもしれませんが、慌てる必要はありません。まず、深呼吸をして、下のヒントをご覧ください。

効果が反映されていない場合

ファイルの置き場所が間違っているか、キーワードのスペルが間違っている可能性があります。BathyScaphe を終了し、以下の点をチェックしてください。

  • スペルミスや、よけいな空白等が含まれていないか?
  • 大文字と小文字を間違えている部分がないか?(大文字と小文字は区別されます)
  • 必要な文字が欠けていないか?
  • ファイルが正しい位置に置かれているか?ファイル名は正しいか?

起動できなかったり、アプリケーションがクラッシュする場合

まず、カスタマイズしたファイルをいったん別の場所に退避させて、もう一度 BathyScaphe を起動します。問題なく動作するなら、退避したファイルに原因があることがわかります。以下の点をチェックしてみてください。

  • ファイルを改めてオリジナルからコピーし直し、もう一度編集します。その際、必ず改行コードが「LF」、エンコーディングが「Unicode(UTF-8)」に保たれるように気を配ってください(Property List Editor を使っている場合は、これを気にする必要はありません)。
  • 誤って必要な部分を削除してしまった可能性もあります。よくわからなければ、やはりオリジナルからコピーし直し、もう一度やり直すのが確実です。

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カテゴリ: カスタマイズ

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